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  • 2018.08.03 Friday
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吉野由麻様『移りゆく季節の中で』『籠の中の王女と春』感想



2017.11.23『東京コミティア122』S45b【交錯世界】にて『ゼウス・ヘラ10の練習曲』を委託させて頂いていました。
最早リア友になりつつあるむーたん、ありがとう……!
なんと在庫僅少になりました。あと6冊しかありません。手に取ってくださった皆様、ありがとうございました!
表紙を手掛けて下さった冥月さん、本当に嬉しいです。ありがとうございます!

籠の中の王女と春act0とact1
緑溢れる城から抜け出した女の子と、気ままに旅するふたりの青年が出会って、王国という箱庭から逃げ出したら、な王道恋愛ファンタジー漫画です。
act0では随所に『手』が出てきますが、差し伸べる手と伸ばした手の対比が非常に甘やかで少し仄暗いですよね。
サラさんの外を夢見る女の子らしさと、王女としての宿命を受け入れる表情が違うのも女の子可愛いなと思ってしまう。
そんなサラさんに『女の子』としての選択肢を選ばせる千春さんの包容力と、一種のエゴが光と闇を思わせる。24ページに色んなものを込めたact0を読む時はとても楽しい時間でした。やんわりとした感想は御本人様にお渡ししましたが、ちゃんと言ったのは初めてで、申し訳ない。

act1
act0の続編です。
吉野様の『装丁で物語を描く』というポリシー通り、パッと見ただけで雰囲気は伝わりやすいと思います。
裏表紙は買った人の楽しみのために取っていますが、『王女としての宿命を受け入れつつ憂う彼女』の姿が描かれています。
一方、表紙では広大な空と生い茂る緑と、春の桜に祝福された『女の子としての彼女』が登場しています。この対比も見てみると面白いかと。
さて、続編である新刊は『千春さんとサラさんが出会ったのは必然』だったということが分かります。
ふたりを出会わせたのはアマネちゃん。彼女たちの仲良しさに癒されつつ、千春さんの提案に協力するアマネちゃん。
この辺のやり取りは千春さんの顔立ちをよく活かしたお約束なので是非見て笑いましょう。
ただ、アマネちゃんをよく見ると不穏というか、不安な雰囲気があるので気になると凄く続きが気になります。
サラさんがとらわれる理由や彼女の運命を垣間見たところでストップしていました。

お世話になっている『七海ふぶかさん』のアマネちゃんとサラさん。
度々見かけている『水無月十八さん』の千春さんとサラさん。
ワクワクした新刊をありがとうございました!
実は、無配フライヤーと名刺を作成させていただきましたが、こちらは両方『籠の中の王女と春』をイメージしました。
名刺は背景素材から作り、フライヤーはサラさんの単体イラストだけ頂き、入稿までやりましたが楽しかったです。自分のも楽しいのですが、大好きな方の創作のデータ作成は本当に楽しかったです。
11月は精神的ダメージを受けましたが、創作は本当に心が洗われるので、こういう簡単なデータ作成でも役に立てるならまたやりたいです。

『移りゆく季節の中で』
よく通話で、ずっと温めていた作品を収録した総編集と聞きましたがひとつひとつが心に突き刺さる物語です。
装丁にも細かなこだわりを感じ取れて嬉しかったです。
『セイレーンと魔女』
Sacrifice、Sacrifice、Ah……って始まりそうな程度にはごうがふかい話。
親愛を深める夏海とシレーナですが、周りの人間達の悪意によりシレーナはセイレーンという魔物になってしまいます。
シレーナを失い、彼女への途方もない深い愛情から人間に憎悪を深めた夏海は罪深き者を塵にしていました(意味深)
でも、夏海が罪を犯す事に悲しむシレーナの愛情も凄い。百合はあまり書きませんが、ロマンシスって好きなので楽しかったです。
シレーナの思いを受け止め現れた千春さんによって夏海は良心を取り戻しました。
計り知れない愛情を描いた綺麗な短編漫画でした。

『噛み合わない世界』
境界の森のお話だそうです。
傷ついた妹『紅葉』を見た秋夜の『力を奮わない?』という疑問は最もです。
力を奮えば勝てますし、力を奮えば排除できますもんね。単純。
しかし彼女は『力を持つものに恐怖を抱くのは当然。寄り添わなければ虚しさしか残らない』は現代社会に通じる真理ではないかと。
憎しみで生きても虚しいので、それよりは何度裏切られても愛する道を選んだ方が幸せになれますよね。
もちろん秋夜にも『紅葉への愛情』はちゃんとあるので愛を理解出来ないわけではない。ただ、彼はまあ変化を恐れているのかなあ、と。
恐怖心から千春さんの父親を手に掛けてしまい、彼を取り巻く憎悪は簡単には消えてはくれない模様。終いには根深い悔恨まで残るので業が深い。

『凍える冬に温もりを』
ひたすら可愛い話です!
人外少女に接する人外は素晴らしい!!
同志を得た安心感と、自分を守るために頑なな深冬とは対照的に優しさを見せる千春さんに新鮮さとあこがれを抱いたのではないかと。
たどたどしくも何とか分かり合おうとする深冬さんと千春さんの関係性の儚さと美しさよ。

闇が深いのに最後にほわほわな話を持ってくる構成力も素晴らしいと思います。とても欲しかったので手に入れられて良かった!

そんな吉野様には『深緑に死す』のあらゆるタスクを手伝って頂きます。正直吉野様や他の方の素敵作品を手に入れる為に頑張ってる気しかしない深緑に死す。
既に個別の指示書も渡しており、ついに始動しています。
吉野様の『境界の森』や『彼女の王国再生記』と併せて楽しみにしていて下されば。

素敵な作品をありがとうございました!
最早リア友ですが、よろしくね!
  • 2017.12.01 Friday
  • 20:41

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  • 2018.08.03 Friday
  • 20:41
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